平成29年12月改訂の『落石対策便覧』(公益社団法人日本道路協会)に準拠していますか?

落石対策便覧に記載されている実験条件やスパン中央部(端末、中間スパン)の実験確認や、動的解析等による評価など、落石対策便覧に記載された要件に準拠しております。

積雪や崩壊土砂、土石流に対応可能ですか ?

落石用途以外に崩壊土砂、小規模土石流、積雪、雪崩など様々な用途に使用することが可能です。また、複数の用途を兼ね備えた仕様とすることも可能です。
令和元年5月改訂の『新・斜面崩壊防止工事の設計と実例 -急傾斜地崩壊防止工事技術指針- [参考編] 』(一般社団法人全国治水砂防協会)第8章擁壁工に【待受式高エネルギー吸収型崩壊土砂防護柵工(支柱強化型)】としてループフェンス(支柱分割タイプ)が事例紹介されております。

設計・施工要領書、施工実績一覧などの用意はありますか?

準備しております。各種資料のご依頼がありましたらお問い合わせください。

落石・土砂捕捉後の撤去は可能ですか?

基本的に1スパン毎に独立した構造のため、捕捉スパンの部材を取り外し、撤去が可能です。また修復の際は、損傷がない部材は再利用でき、損傷が激しい部材については取り換えが可能です。

柵高、支柱間は何mまで対応可能ですか?

標準的に柵高は3.0~6.0m、支柱間隔は5.0~10.0m(落石防護柵の場合)まで対応可能です。
タイプにより異なる場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。

耐用年数は何年までですか?

部材は防食仕様として溶解亜鉛めっきを標準としており、耐用年数は田園地帯において約50年程度です。

海岸地域での設置のため、塩害対策は可能でしょうか?

海岸地域で設置の際に、めっきを塩害に強い亜鉛アルミニウム合金メッキに変更することが可能です 。

景観色塗装仕様は可能ですか?

可能です。

支柱内部のコンクリートは、現場で打設するのですか?

製作工場にて打設後に、現場へ搬入します。

どのような基礎形式に適用できますか?

杭形式による直接基礎、擁壁基礎など、設置個所の条件に応じた基礎形式とすることが可能です。