平成26年3月発行『津波漂流物対策施設 設計ガイドライン』準拠

津波により発生する漂流物を捕捉し、
その流出入を防止する津波漂流物防護柵です。
製品概要
ループフェンス・Fタイプは従来より、高エネルギー吸収型落石防護柵として用いられ、技術・実績ともに信頼性の高いループフェンスをベースとした津波漂流物防護柵です。
ループフェンス・Fタイプの特長
■漂流物の捕捉
船舶、コンテナ、車両、木材など、多種多様な漂流物に対応可能です。
■落石タイプ・土砂タイプと共通の部材を使用
多くの実績がある落石タイプ・土砂タイプと共通の部材を使用することにより、経済性・安全性・信頼性に優れます。
■優れたメンテナンス性
脱着性に優れた部材構成により、ワイヤロープの巻き付けスパン毎に阻止面のメンテナンスが可能です。
■豊富な支柱ラインアップ
支柱は、内部に鋼材を配置したモルタル充填鋼管を使用しており、耐力・靭性ともに優れています。また、複数のラインアップがあるため、条件に応じて最適な選択をすることが可能です。

構造
■ループフェンス・Fタイプ 概略図

製品タイプ
■ 杭タイプ
高耐力・高靭性の支柱により漂流物の衝突エネルギーを吸収します。
船舶やコンテナ等、大きな漂流物に最適です。

■ ガードケーブルタイプ
杭タイプの支柱間にループ状にワイヤロープを取付けたタイプです。
支柱とワイヤロープで漂流物の衝突エネルギーを吸収します。
車両等、中規模な漂流物の捕捉に最適です。

■ フェンスタイプ + ガードケーブルタイプ
ガードケーブルタイプに金網を取付けたタイプです。
支柱とワイヤロープと金網で漂流物の衝突エネルギーを吸収します。
金網により海洋ごみ等の小さな漂流物も捕捉可能です。

適用例
津波発生時の波による漂流物の流出入を防止し、港湾や市街地への被害を低減します。

設置イメージ


